あおり運転は何一つ得することがないのでやめよう
この年末年始は、残念なことに車の事故やあおり運転の話題が多かったように思います。免許取得時は、誰しもが、安全運転の大切さ、必要性を理解していたはずなのになぜ、こんなことになってしまうのでしょうか。
車に乗ると人は不思議と気が大きくなります。これはなぜでしょうか?
- 大きな車を操作しているため自分の体が大きく、強くなったと勘違いする
- 密室なので大きな声で威勢を発せるので、気が大きくなる
- もともと気性が荒く喧嘩っ早い
3つ目の人は殆どいないでしょう。恐らく1つ目、2つ目が原因で「つい、気が大きくなる」のだと思います。
社会経験が未熟な若者や、本当は気が弱かったり社会に対して不満を持っている人、弱者など、気持ちに余裕がない時に起こりうる可能性が高いと思うのです。
そういう私も若い頃は、運転をすると気性が荒くなり、暴言を吐いていたこともあります。誰しも一度や二度経験があるはずです。
しかし、思い出して欲しいのが、それで何か得したことがあったでしょうか?自分はイライラするし、同乗している人もきっと気分は良くなかったでしょう。運転は荒くなり、危険です。
そんな場合はどうしたらいいのでしょうか。
- 余裕を持つ
- 一呼吸入れる
この2つだと私は思います。余裕とは心の余裕、時間の余裕など。時間に余裕があれば多少遅い車が前を走ってもイライラする事は減ります。また、心に余裕があれば沸点が少し高くなるでしょう。
それでもカッとなってしまった場合はどうでしょうか。行動に移す前に一呼吸入れてみましょう。それってそんなに怒ること?大層なことなの?と思うと大概はなんてことはない事だったりします。5分もすればイライラは収まるでしょう。
はじめは意識して行動することで、その気持は収まり、だんだんとイライラすくことか少なくなると思います。もし、運転をすると性格が変わるね、だとかついつい煽ってしまうという人はぜひ実行してほしいです。
あおり運転をしても事故のリスクが高まるだけでなく、何のメリットもありません。最近はドライブレコーダーを搭載した車も多いです。日頃から安全運転を心がけ、加害者・被害者とならないようにしたいものです。