#ひとぅ雑記 #76
お気に入りのテキストエディタに出会うのはなかなかの至難の業です。快適な執筆環境を作るのは永遠のテーマですが私の考え方と今の環境をご紹介したいと思います。
文章を入力する事を快適にしてくれる条件がいくつかあると私は考えます。
- 入力に集中できる
- 書くことが楽しい
私はこの2点が重要と考えています。
入力に集中できる
もっとも大切でもっとも難しい条件です。「集中」できる環境はエディタだけで完結するものではなく、利用するハード本体にも依存する部分が大きいです。
私がエディタを選ぶ場合は、文字の大きさを自由に変更でき、エディタ画面を全画面にでき余計なものが画面に入らず気がそらされにくくできるものが判断基準のひとつとなります。エディタの画面を白黒反転できたり、MarkDown記法などを利用するため、入力補助されることも重要な要素となります。
利口な日本語入力ソフトも重要な要素です。私はATOK Passport Premiumを利用しており各端末で辞書を同期しています。私の文章入力のクセを知ってくれていて最適な変換を実現してくれます。
外乱が少なく装飾のために思考が中断されない環境となるように心がけています。
- 集中力を途切れさせる外部要因がない
- 全画面が文章入力エリアになる
- 目が疲れない白黒反転が可能
- 入力補助がある(タブや – など)
- 利口な日本語入力ソフト
書くことが楽しい
「書くことが楽しい」とはどういうことでしょうか? 文章を書きたいとモチベーションを高めることができる環境を作る、ということです。書くことが苦痛であってはならないのです。
もっとも大切なのは文字フォントです。汚いフォントでは書く気がなくなります。細かな点では文字間、行間も重要な要素です。詰まりすぎた行間では窮屈になり息苦しくなります。適度な行間がありきれいで好きなフォントだと、書くことが楽しくなります。
HTMLやMarkdown記法で入力した文章をリアルタイムで表示されるのも重要な要素としています。結果を確認しながら書くとまた効率がアップします。この機能は書く原稿の種類によってON/OFFを切り替えています。
入力方法も重要です。ローマ字入力だとキーボードの打鍵数が多く、カタカタうるさく自分でも打鍵音が気になるのですが、親指シフトだと日本語一音に対し一回の打鍵となるため入力速度が速いだけでなく、イメージした日本語がそのまま入力できるので楽しくなります。
- 文字フォントがきれい
- 文字間、行間が適当
- リアルタムプレビュー
- 親指シフト
構築した環境紹介
さいごに私が構築した環境をご紹介します。OS、デバイスが違えども可能な限り同一な環境でいつでもどこでも書けることに心がけています。
MacBookで書いた文章をiPhoneで続きを書く。Windowsでも執筆する、など。いろいろなデバイスを使い分ける現代だけれどもデータをクラウドで同期することで快適な執筆環境をいつでもどこでも構築できます。
macOS
- iA Writer
- Simplenote
- ATOK
- TextExpander
Windwos
- iA Writer
- Simplenote
- ATOK
iOS
- iA Writer
- Simplenote
- 標準IME
- TextExpander
Android
- iA Writer
- Simplenote
- Google日本語入力
以上で今回の雑記は終わりです。みなさんのお気に入り、こだわりの執筆環境、メモアプリはありますか? FacebookやTwitterなどでコメントいただけると幸いです。