#ひとぅ雑記

新しい物好きで飽き性、ひとぅの雑記ブログ

iPad mini 5とiPad Air 2019が突然発売開始、5ラインナップになったことで感じた事

f:id:hitoxu:20190322031522p:plain

Appleは18日夜に突然、新型のiPad mini と iPad Air の発売を開始しました。26日深夜2時にスペシャルイベントを予定している直前に前倒しでの発売は驚きも大きかったです。

iPad mini 5は4年ぶりの新型となり発売が噂されていましたが、iPad Air 2019は誰もが予想していなかったのではないでしょうか。この突然の発売を受け私が感じた事を今回は書きたいと思います。

枯れた技術と最新CPUを搭載したバランスがいいけどAppleらしくないモデル

今回発売が開始されたiPad AirとiPad miniですが、主な特徴を書くと以下の通り。

  • 筐体のデザインが過去モデルとほぼ同じ(AirはPro 10.5のもの)
  • 端子はLightning
  • Apple Pencilは第一世代
  • CPUが最新のiPhoneに搭載されたA12 Bionic

筐体のデザインを過去モデルと共通化することによるコストダウンを図ると同時にminiにもApple Pencilが使えるようにしたけれども共に第一世代のもの。端子もUSB-CではなくLightningです。その代わりにCPUが最新のものを積んできた。という価格を下げるためには最も効率のいい仕様であるな、と感じました。

価格帯は最安値の無印iPadとiPad Proの間を埋めるものとなり、ラインナップとしても納得感があります。

  • 手軽に始めたい人 → 3万円台~の無印iPad
  • 小さなiPadが欲しい人 → 4万円台~のiPad mini
  • iPad Proまでは必要ないけど無印iPadのA10はなぁという人 → 5万円台のiPad Air
  • バリバリ使いたい人 → 8万円台~の11インチiPad Pro
  • 大きな画面でバリバリ使いたい人 → 11万円台~の12.9インチiPad Pro

という感じでしょうか。

ニーズに合わせてうまく価格帯を埋めてきた。というのは一目瞭然です。しかし、それでいいのでしょうか?

これまでのAppleの戦略はシンプルなラインナップと洗練されたデザイン。だったはず。自分たちが切り開く仕様を古い仕様を切り捨てでも採用し、その後は徹底して利用し普及させていく。というものでした。

近年、これに「ブランド」を加えてしまったことにより価格の高騰化が進んでしまいました。この高価により利益率は格段に上がったのはいうまでもありません。しかし、ITの世界はファッション業界とは違い、販売台数も求められます。なぜなら競合他社、競合OSのシェア拡大が独自OSを抱えるAppleの根幹を揺るがすことになるからです。

ブランド力、価格を維持するため販売台数、シェアをまったく気にしない。と割り切れれば問題ないのですがそうは行かないようです。その結果、5ラインナップとなってしまいました。

  • iPad 2018(9.7in) (3万円台~)
  • iPad mini 2019(7in)(4万円台~)
  • iPad Air 2019(10.5in) (5万円台~)
  • iPad Pro 2018(11in)(8万円台~)
  • iPad Pro 2018(12.9in)(11万円台~)

この状況はAppleが迷走しているな、と強く感じます。

これまでのAppleならiPad Proで採用したUSB-C、Apple Pencil 2から、新モデルで以前の規格を採用することはありませんでした。今回は筐体のデザイン・部品を流用し設計コストダウンと製造ラインの再利用を実現させたのでしょうが、Appleが自分で自分の首を絞めた形となります。

Apple Proをのユーザーが新たにiPad AirやiPad miniを買いたいと思っても今更Lightningに戻るのには大きな抵抗があるでしょうし今後、もし新しいiPhoneがUSB-Cを採用したとなるなら逆のパターンも出てくるでしょう。

安易にモデル数を増やしてユーザーニーズに応えるのではなく、「これが正解だよ」と製品を提示してくれるのがAppleらしさと思うのですが、もうそんな時代は来ないのかと思うと少し寂しい気もします。

今回のAppleのモデルの多角化を見てそのように感じると同時に新しいAppleへの変化の決意も同時に感じました。そうなるのであれば、iPhoneも普及版として3万円台のiPhoneの復活が期待できるのかもしれませんね。